西川[AiR]01マットレスは買うべき？楽天人気の高反発・コイルと比較レビュー（カイモノラボで放送）

nishikawa [AiR]01 マットレス／シングル スペック表

項目	仕様
商品名	nishikawa [AiR]01 マットレス／シングル
品番	HC09401611
メーカー	西川株式会社
価格（税込）	¥49,500円
サイズ	(約) 幅97×長さ195cm
厚さ	8cm
本体重量	約5.2kg
側生地	ポリエステル100％
詰めもの	ウレタンフォーム
構造	2フォーム構造、凹凸形状
硬さ	110ニュートン（かため）
復元率	97％
付属品	専用バッグ
製造国	日本製

※価格は変動する可能性があるため、ご購入の際は各販売店の最新情報をご確認ください。

nishikawa [AiR]01 マットレスの主な特徴

公式サイトの情報から分かる、客観的な特徴です。

• 体圧を分散する独自の凹凸（おうとつ）構造 表面の約1200個のブロックが「点」となり、それぞれ独立して体を支えることで、特定部位への圧迫感を和らげ、快適な寝心地をサポートするよう設計されています。
• 自然な寝姿勢をキープすることを目指した二層構造 表面の凹凸層が体にフィットし、ベースの土台部分が体をしっかりと支える二層構造により、身体が沈み込みすぎないよう工夫されています。
• 通気性を促す「クロスホール」 ウレタンに縦横無尽の通気孔（クロスホール）を設けることで、睡眠中の湿気を逃し、蒸れにくい快適な睡眠環境を目指せます。
• 軽量で扱いやすい三つ折り可能タイプ 本体重量は約5.2kgと軽量で、三つ折りにするためのスリットも入っているため、収納や室内での陰干しといったメンテナンスが容易に行えるよう配慮されています。
• 寝具の老舗「西川」による日本製 創業1566年の老舗寝具メーカーである西川株式会社が、品質管理のもと国内で製造している、信頼性の高い製品です。

nishikawa [AiR01]マットレス／シングル」を手に取るベネフィット（商品から得られる恩恵、プラスの効果、明るい未来）

西川の[AiR]を選ぶ。それは、単に新しいマットレスを買う、ということだけではありません。
「なんとなく不快だった、朝の目覚め」と本気で向き合い、「これからの自分の時間を、もっと大切にする」と決意する、一つの意思表示なのだと思います。

箱から出して、初めてその表面に触れたとき、まずその不思議な凹凸の感触に驚くかもしれません。
そして、一日の終わりに、そっと体を横たえた瞬間、二つ目の驚きが訪れます。

それは、まるで無数の小さな手で、体全体を優しく、しかし確実に支えられているかのような、初めての感覚。
これまで使っていた敷布団のように、腰やお尻といった重い部分が、ズブズブと沈み込んでいく感じがありません。圧力が一点に集中するのではなく、マットレス全体に、すーっと分散していくのが分かります。

その夜、寝返りを打った時のスムーズさにも、また気づくかもしれません。
体が沈み込みすぎていないから、余計な力を使わずに、自然にコロンと体勢を変えられる。その小さな快適さが、睡眠中の無駄な覚醒を減らす手助けをしてくれます。

そして、朝。
一番のベネフィットは、目覚ましが鳴って、体を起こす、その瞬間に待っています。
「あれ、いつもの腰の重さがない…」。そう感じるのが、[AiR]がもたらす、最も大きな恩恵の一つです。それは、寝ている間に体が不自然な形で固まることなく、リラックスできていた、ということなのかもしれません。

質の高い休息は、その日一日のパフォーマンスを変えてくれます。
午前中の仕事への集中力や、家事や育児に向き合う気持ちの余裕。そういった、日々の生活の質そのものを、土台から支えてくれる感覚です。

また、このマットレスは軽量で、女性一人でも簡単に立てかけて湿気を飛ばせるため、「寝具の手入れは重労働」という憂鬱からも解放されます。

西川の[AiR]を手に入れることは、単に快適な寝心地を手に入れる、ということだけではないのです。
それは、睡眠への意識を高め、自分自身を大切にする新しい習慣と、スッキリとした気持ちでスタートできる、活力に満ちた毎日という、明るい未来を手に入れることなのです。

nishikawa [AiR]01のデメリットと、それを乗り越えるメリット

注意点１：敷布団一枚に、約5万円はやっぱり高い

正直なところ、マットレス一枚に約5万円という価格は、決して安い買い物ではありません。その予算があれば、他の家具や家電も買えてしまいます。

しかし、これは人生の3分の1を占める「睡眠」という、最も重要な時間への投資です。数千円の寝具を数年で買い替え、「やっぱり合わない…」と悩み続けるコストを考えれば、トップブランドが長年の研究の末にたどり着いた「答え」の一つに、最初から投資することは、長い目で見れば、あなたの心と身体にとって最も賢明な選択と言えるのかもしれません。

注意点２：使い始め、表面の凹凸が気になるかもしれない

今まで平らな布団で寝ていた方にとっては、使い始めに、表面の凹凸が背中に当たって、少し気になるかもしれません。「ボコボコしていて落ち着かない」と感じる方もいるでしょう。

しかし、その“違和感”こそが、約1200の点があなたの身体のカーブに合わせて、それぞれが独立して仕事をしている証拠なのです。これまで「面」で支えられていた身体が、初めて「点」で支えられる。その新しい感覚に身体が慣れる時間は、マットレスがあなたの身体に最適化していくための、大切なプロセスと言えます。

注意点３：ウレタン素材なので、天日干しができない

「お布団は、お日様に当ててフカフカにするのが一番！」という方にとって、ウレタン素材のため天日干しがNGなのは、大きなデメリットに感じるでしょう。

しかし、そもそも[AiR]は、天日干しが必要ないほど、通気性と放湿性が考え抜かれた設計になっています。重い綿布団をベランダまで運ぶ重労働と比べれば、軽量な[AiR]を室内でサッと立てかけておくだけで済む。これは、現代のライフスタイルに合った、よりスマートで合理的なお手入れ方法なのです。

注意点４：厚さ8cmは、一枚では底つき感が心配

一般的なベッドマットレスと比べると、厚さ8cmは少し心もとなく、「これ一枚で本当に大丈夫？」と底つき感を心配になるかもしれません。

しかし、[AiR]の8cmは、ただの8cmではありません。高密度・高反発のウレタンだからこそ、この薄さで、体をしっかりと支えるという役割を果たせるのです。この「薄くて、軽くて、でも支える」という設計思想が、収納性やメンテナンスのしやすさといった、日本の住環境における大きなメリットを生み出しています。

注意点５：冬場、ベッドに入った瞬間が少しヒヤッと感じる

通気性が非常に良いということは、裏を返せば、冬場にベッドに入った瞬間、少し「ヒヤッ」と感じるかもしれません。

しかし、それは睡眠中の不快な蒸れを、季節を問わず解放してくれるという、優れた機能性の証でもあります。この「ヒヤッと感」が気になる場合は、冬場だけ、あたたかい敷きパッドや起毛素材のシーツを一枚重ねるだけで、簡単に解決できます。自分の好みに合わせて寝心地を「調整」できる、これも[AiR]の楽しみ方の一つです。

【マットレス3商品】徹底比較スペック表

項目	nishikawa [AiR]01	モダンデコ 高反発マットレス	高密度ポケットコイルマットレス
コンセプト	眠りを「コンディショニング」に	日常使いの「快適な敷布団」	「ベッド」の王道的な寝心地
メーカー/ブランド	西川株式会社 (nishikawa)	株式会社Armonia	ベッドアンドマットレス
価格（シングル参考）	49,500円	4,999円	6,780円
タイプ	高反発ウレタン	高反発ウレタン	ポケットコイル
構造	点で支える「凹凸」二層構造	面で支える「フラット」単層構造	独立した「コイル」スプリング
厚さ	8cm	10cm	20cm
硬さの指標	110N（かため）	190N（超かため）	線径1.8mm/2.3mm
本体重量（約）	5.2kg	5.5kg	18kg
収納性	立てかけ（一枚物）	三つ折り可能	不可
使用スタイル	床・畳、ベッドフレーム	床・畳、ベッドフレーム	ベッドフレーム専用
お手入れ	室内での陰干し推奨	室内での陰干し推奨	立てかけ不可・陰干し困難
カバーの洗濯	洗濯機可	洗濯機可	（仕様による）
メーカー保証	3年	1年	1年
製造国	日本製	中国製	中国製

※価格や仕様は調査時点のものです。ご購入の際は各販売店の最新情報をご確認ください。

nishikawa [AiR]01は、 **『トップブランドの先進技術』**に投資し、睡眠を「コンディショニング」と捉えたい、健康意識が非常に高い方向けの特殊ギア。

モダンデコ 高反発マットレスは、 『圧倒的なコストパフォーマンスと収納性』で、日常の使い勝手を重視し、気軽に寝心地を改善したい敷布団ユーザー向けの進化形。

高密度ポケットコイルマットレスは、 『伝統的なベッドの寝心地と耐久性』を求める、ベッドフレームでの生活を前提とした本格ベッド派向けの王道モデル。

「モダンデコ 高反発マットレス」をオススメする場合の10の理由

とにかく初期投資を抑えたい、賢い節約家の方 約5,000円からという価格は、最大の魅力です。西川[AiR]の約10分の1の値段で、新しい寝心地を手に入れることができます。

コストパフォーマンスを何よりも重視する、合理的な方 「高価なブランド料よりも、日々の寝心地が確保できれば良い」と考える方にとって、この製品は最も合理的で満足度の高い選択肢です。

「マットレスは消耗品」と考え、数年ごとの買い替えを前提にしている方 衛生面やへたりを考えて、どんなマットレスも数年で買い替えるというポリシーの方には、高価なものを長く使うより、安価なものを常に新しくしていく方が快適です。

押し入れに布団を収納する、日本の伝統的な生活スタイルの方 三つ折りにたためるため、来客時や掃除の際に、押し入れにサッと収納できます。これは一枚物の[AiR]や、ベッド用のポケットコイルマットレスにはない、大きな利点です。

部屋を広く使いたい、一人暮らしやワンルームにお住まいの方 日中はマットレスを収納することで、部屋のスペースを有効活用できます。生活空間と睡眠空間を分けたい方に最適です。

めったに使わない、来客用の寝具として探している方 たまにしか使わないものに、数万円の投資は不要です。いざという時のために、押し入れに一つ備えておくと非常に重宝します。

「点で支える」ような特殊な寝心地より、慣れ親しんだ「敷布団」の感覚が好きな方 [AiR]の凹凸構造が「かえって気になるかも」と不安な方にとっては、このフラットな「面」で支える寝心地の方が、違和感なく、すんなりと馴染める可能性が高いです。

体が沈み込む、柔らかいマットレスが苦手で、硬めの寝心地を求めている方 190Nというしっかりとした硬さがあるため、柔らかい寝具が苦手な方や、体重が重めで、身体が沈み込みすぎるのを避けたい方に適しています。

厚さ10cmで、床に直接敷いても底つき感がないことを重視する方 十分な厚みがあるため、ベッドフレームがなくても、フローリングや畳の上に直接敷いて、敷布団のように使えます。

みんなが選んでいる、という楽天ランキング上位の安心感を信じる方 「これだけ多くの人が買って、高いレビューをつけているのだから、大きく失敗することはないだろう」という、大勢の意見を信頼の拠り所にする方。

あえて「モダンデコ 高反発マットレス」をオススメしない10の理由

西川[AiR]のような「点で支える」凹凸構造による、繊細な体圧分散性を体験したい方 このマットレスは、フラットな「面」で体を支えるタイプです。[AiR]が持つ、身体のカーブに合わせてブロックが個別に沈み込むような、特殊な寝心地は得られません。

横向きで寝ることが多く、肩や腰へのフィット感を特に重視する方 190Nという硬めのフラットな構造は、仰向け寝には強いですが、横向きで寝た際に、肩や腰といった出っ張った部分に圧力が集中しやすいと感じる可能性があります。

190Nという硬さが、自分の体重や好みに対して「硬すぎる」と感じる、小柄・軽量な方 体重が軽い方が硬すぎるマットレスで寝ると、身体が全く沈み込まず、かえって腰が浮いてしまうような感覚になることがあります。

西川のような、長年の歴史と睡眠科学の研究に裏付けされた、ブランドの信頼性を求める方 「なぜこの硬さなのか」「なぜこの厚さなのか」といった、製品の背景にあるストーリーや、研究開発への投資といった部分に価値を感じる方には、物足りないかもしれません。

「日本製」という品質管理や、きめ細やかな仕上げに価値を感じる方 価格を実現するため、製造は海外で行われています。西川製品のような、日本の工場での厳しい品質管理や、細部の仕上げにこだわりたい方には向きません。

マットレスをたたむ予定がなく、「敷きっぱなし」で使う方 この製品の大きなメリットである「三つ折り機能」が、敷きっぱなしで使う方にとっては不要なものとなります。その場合、折り目のない一枚物の[AiR]の方が、構造的には安定しています。

三つ折りの「折り目」が、寝心地に影響するのではないかと気になる、非常に繊細な方 人によっては、寝ている時に、身体の下でマットレスの折り目の部分が気になってしまう可能性があります。わずかな違和感も許容したくない、という方。

すでにベッドフレームを持っており、本格的な「ベッドマットレス」を探している方 厚さ10cmは敷きマットレスとしては十分ですが、本格的なベッドの寝心地を求めるなら、厚さ20cm以上のポケットコイルマットレスの方が、より満足度は高いでしょう。

価格は高くても、睡眠を「コンディショニング」と捉え、最高レベルの投資をしたい方 「睡眠の質を、1％でも高める可能性があるなら、最高の物を使いたい」という、アスリートのような考え方を持つ方にとっては、[AiR]が持つ先進技術の方が魅力的に映ります。

ウレタン素材特有の「蒸れ感」が、どうしても苦手な方 [AiR]には通気孔がありますが、このマットレスはシンプルなウレタンブロックです。ウレタンの蒸れ感が体質的に合わない方は、通気性に優れたポケットコイルマットレスを検討する方が良いでしょう。

「高密度ポケットコイルマットレス」をオススメする場合の10の理由

ホテルのベッドのような、伝統的でしっかりとした寝心地が好きな方 スプリングが体を支える、多くの人が「ベッド」と聞いてイメージする、最もスタンダードで安心感のある寝心地を求めている方。

二人以上で寝る際に、隣の人の寝返りの「揺れ」が気になる方 コイルが一つひとつ独立しているポケットコイルは、振動が伝わりにくいのが大きな特徴です。パートナーの動きで目が覚めてしまう、という悩みを抱える方に最適です。

ウレタンの「へたり」を心配しており、より長期間使える耐久性を重視する方 一般的に、ウレタンフォームよりも金属のスプリングの方が、長期間にわたって寝心地が変化しにくいとされています。一度買ったら、10年単位で長く使いたいという方。

寝汗をかきやすく、マットレス内部の「通気性」を最優先事項と考える方 内部に多くの空気層を持つスプリング構造は、ウレタン цельныйよりも構造的に通気性が良く、湿気がこもりにくいという利点があります。

すでにベッドフレームを持っており、本格的な「ベッドマットレス」を探している方 この製品の性能を100%引き出すには、ベッドフレームの上での使用が前提です。まさに、本格的なベッド環境を構築したいと考えている方にピッタリです。

厚さ20cmという、見た目の「重厚感」や「高級感」を寝室に求める方 敷布団や薄型マットレスにはない、分厚いマットレスならではの贅沢な見た目は、寝室全体の雰囲気をグレードアップさせてくれます。

西川[AiR]とほぼ同等の予算で、より本格的な「ベッド」環境を構築したい方 [AiR]一枚分の予算があれば、このマットレスとシンプルなベッドフレームをセットで購入することも可能です。同じ投資で、全く異なる寝室環境が手に入ります。

コイルの硬さを変えた「エッジサポート」など、細部の工夫に価値を感じる方 マットレスの端が沈み込んで、ベッドから落ちそうになるのを防ぐエッジサポートなど、快適な睡眠のための細やかな工夫が施されている点に魅力を感じる方。

身体のラインに合わせて、コイルが一つひとつ独立して沈み込む、繊細なフィット感を求める方 連結されたスプリングとは違い、体の重い部分だけが独立して沈むため、体圧分散性に優れ、自然な寝姿勢をサポートしてくれます。

ウレタンの「底つき感」や「柔らかすぎる」感触が、体質的に合わない方 ウレタンマットレスで、腰が沈み込みすぎてしまう経験がある方にとっては、しっかりとした反発力を持つポケットコイルの方が、快適に感じられる可能性があります。

あえて「高密度ポケットコイルマットレス」をオススメしない10の理由

ベッドフレームを置くスペースがない、または床に直接敷きたい「敷布団」派の方 このマットレスは、床や畳に直接敷いて使うことは推奨されていません。日本の住環境に多い「敷布団スタイル」の生活を送っている方には、根本的に不向きです。

マットレスを頻繁に動かして、掃除や部屋の模様替えをしたい方 シングルサイズでも約18kgと非常に重く、女性一人の力で動かすのは困難です。一度設置したら、そこから動かすのは大仕事だと覚悟する必要があります。

マットレスを立てかけて「陰干し」するなど、湿気対策をこまめに行いたい方 ウレタンマットレスのように、気軽に立てかけて風を通す、というメンテナンスができません。湿気対策は、除湿シートやふとん乾燥機などに頼ることになります。

押し入れに収納するなど、マットレスの「収納性」を少しでも求める方 言うまでもありませんが、折りたたむことは一切できません。来客用の寝具など、収納する必要がある場合には、全く向いていません。

スプリングの感触が苦手で、ウレタンのような、継ぎ目のない一体感のある寝心地が好きな方 どんなに性能が良くても、コイル特有の感触が体質的に合わない、という方もいます。ウレタンの、身体全体を均一に受け止めるような寝心地を好む方。

西川[AiR]の「凹凸構造」のような、特殊な機能性や新しい寝心地を試してみたい方 ポケットコイルは、あくまで伝統的で王道の寝心地です。[AiR]が持つような、今までにない新しい感覚や、アスリートを支えるような特殊な機能性を求める方には、物足りないかもしれません。

引っ越しが多く、そのたびに大型の寝具を運ぶのが大変だと感じている方 重くて大きいポケットコイルマットレスは、引っ越しの際の悩みの種です。運搬費用が高くついたり、そもそも自分で運べなかったりする可能性があります。

将来、処分する時のことまで考えて、製品を選びたい方 スプリングが入っているため、粗大ゴミとして処分する際に、自治体によっては特別な手続きや、高い処分費用が必要になる場合があります。

アレルギー等で、マットレス内部のダニなどを心配しており、手軽なメンテナンスを重視する方 天日干しができず、内部の掃除も難しいため、衛生面での不安を感じる方もいるでしょう。その点、手入れのしやすい軽量なウレタンマットレスの方が、安心感は高いかもしれません。

今使っている敷布団やマットレスがヘタってきたので、その上に敷く「トッパー」を探している方 厚さ20cmのこの製品は、重ねて使うトッパーではありません。これを買ってしまうと、今ある寝具を処分し、ベッドフレームを用意する必要が出てくる可能性があります。

nishikawa [AiR]01 購入検討者のための深掘りFAQ（よくある質問）

Q1. 楽天で人気の安い高反発マットレスとの一番の違いは何ですか？約10倍の価格差の価値はありますか？

A. 一番の違いは、寝心地を追求するための「設計思想」と「技術」にあります。安価な高反発マットレスの多くが、ウレタンの「面」で体を支えるシンプルな構造であるのに対し、[AiR]01は、約1200のブロックが「点」で体を支える独自の凹凸構造と、性質の異なるウレタンを組み合わせた二層構造を採用しています。この複雑な構造に、西川ブランドが長年培ってきたノウハウと信頼性の価値を感じるかどうかが、判断の分かれ目となります。

Q2. 同じくらいの価格帯の「ポケットコイルマットレス」と、どちらがおすすめですか？

A. これは寝心地の好みと、生活スタイルの問題と言えます。[AiR]01は軽量で扱いやすく、床に直接敷く「敷きマットレス」としての使い方が基本です。一方、ポケットコイルは重厚で、ベッドフレームの上で使う「ベッドマットレス」です。ウレタンのフィット感と手軽さをとるか、スプリングの伝統的な寝心地とベッドのある生活をとるか、ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。

Q3. 表面の凹凸（ボコボコ）は、寝心地にどう影響しますか？フラットなマットレスとどちらが良いのでしょう？

A. この凹凸こそが、[AiR]の最大の特徴である「点で支える」構造の正体です。体のカーブに合わせてブロックが個別に沈み込むことで、体圧を巧みに分散させることを目指しています。フラットなマットレスが「面」で均一に支えるのに対し、[AiR]はより身体に寄り添うようなフィット感が得やすいと言えます。どちらが良いかは好み次第ですが、新しい寝心地を体験したい方には、試す価値のある構造です。

Q4. フローリングにこれ一枚で使えますか？冬場の底冷えや、夏場の湿気は大丈夫ですか？

A. はい、厚さ8cmあり、フローリングや畳の上に直接敷いての使用が可能です。ただし、冬場の底冷えや、夏場の湿気が気になる場合は、マットレスの下に除湿シートやすのこを一枚敷くことをお勧めします。また、定期的に室内で立てかけて風を通すことで、より快適な状態を保てます。

Q5. 敷きパッドやシーツは、専用のものを使わないと効果が薄れますか？

A. 専用品でなくても問題ありませんが、注意点が一つあります。[AiR]の「点で支える」感覚を最大限に活かすには、伸縮性のない硬い敷きパッドや、厚すぎるシーツは避けるのがベターです。身体の動きに合わせて伸び縮みする、ストレッチ性の高いニット生地などのシーツを選ぶと、マットレスの機能性を損ないにくいでしょう。

Q6. お手入れとして「陰干し」とありますが、具体的にどれくらいの頻度で行えば良いですか？

A. お部屋の環境や汗をかく量にもよりますが、一般的な目安としては、週に1回程度、数時間ほど室内で立てかけて、風を通すことをお勧めします。毎日たたむ必要はありませんが、定期的に湿気を解放してあげることで、ウレタンの性能をより長く保つことに繋がります。

Q7. 使い始めにウレタン特有のニオイはありますか？その場合、どうすればいいですか？

A. 新品のウレタン製品のため、開封時に特有のにおいを感じることがあります。これは製品の異常ではなく、人体への影響もありません。通常、風通しの良いお部屋で数日間、陰干しをすることで、においは自然に気にならないレベルまで抜けていきます。

Q8. 体重が重い（または軽い）のですが、硬さ（110N）は誰にでも合いますか？

A. 110ニュートンという硬さは、JIS規格では「かため」に分類され、幅広い体型の方に対応できる、標準的ながらもしっかりとしたサポート力を持つ硬さです。特に、腰が沈み込みすぎるのを防ぎたい方に適しています。ただし、極端に体重が軽い方にとっては、より硬く感じられる可能性はあります。

Q9. 腰痛持ちですが、このマットレスを使っても大丈夫でしょうか？

A. このマットレスは医療機器や治療器具ではなく、特定の症状の改善や治療を目的とした製品ではありません。あくまで、体圧を分散し、自然な寝姿勢をサポートすることで、快適な睡眠環境を提供することを目指した寝具です。現在、腰に痛みや不安がある場合は、自己判断せず、必ずかかりつけの医師や理学療法士といった専門家にご相談の上、寝具をお選びください。

Q10. マットレスの寿命は、だいたい何年くらいですか？へたってきたらどうなりますか？

A. ご使用状況やメンテナンス頻度によって大きく異なりますが、メーカー（西川）は耐久性の目安として、3年間の保証をつけています。一般的に、質の高いウレタンマットレスは7～8年が買い替えの一つの目安と言われています。へたりを感じる部分（主にお尻が当たる中央部）が、体を十分に支えられず、朝起きた時に違和感を覚えるようになったら、買い替えのサインです。

Q11. 電気毛布や、ふとん乾燥機は使えますか？

A. はい、どちらもお使いいただけます。ただし、ウレタンフォームは高温に弱いため、電気毛布もふとん乾燥機も、必ず「低温モード」でご使用ください。高温で長時間使用すると、ウレタンが劣化する原因となりますので、ご注意が必要です。

Q12. 三つ折りのためのスリット（切れ込み）が入っているようですが、寝心地に影響はありませんか？

A. このスリットは、一枚物のウレタンをスムーズに折りたためるように入れられた工夫です。実際に寝てみると、体圧がかかることでウレタンが一体化し、上にシーツを敷くため、スリットの存在が気になることはほとんどありません。寝心地への影響は、心配ないレベルに設計されています。