【徹底比較】ふわごろリッチ vs Yogibo(ヨギボー)、どっちが買い？選び方のポイントを解説（カイモノラボで放送）

王様もダメになるもちクッション ふわごろリッチ スペック表

項目	仕様
商品名	王様もダメになるもちクッション ふわごろリッチ＆カバーセット
価格（税込）	14,980円
セット内容	本体、専用カバー
サイズ（約）	幅90×奥行120×高さ38cm（置き方により変動）
重量（約）	4.4kg（カバー含む）
材質（本体 側生地）	ポリエステル95％、ポリウレタン5％
材質（本体 詰め物）	発泡ポリスチレンビーズ
ビーズサイズ	約0.5mm
材質（専用カバー）	ポリエステル96％、ポリウレタン4％（ニット部分：ポリエステル87％、ポリウレタン13％）
カバーの洗濯	洗濯機使用可（要ネット使用）
本体の洗濯	不可
製造国	中国

王様もダメになるもちクッション ふわごろリッチ 主な特徴

とろける感触の秘密「約0.5mmの超極小ビーズ」
ふわごろリッチの、あのもちもち・とろけるような感触を生み出しているのが、中材に使われている約0.5mmの超極小ビーズです。この非常に細かいビーズが、まるで液体のようにクッション内部を流動し、座る人の身体の形や、わずかな動きにも、吸い付くようにフィットします。

座り方で硬さが変わる「2種類の側生地」
本体の側生地には、実は2種類の異なる生地が使われています。伸縮性の高いスパンデックス生地の面を上にすると、ビーズが自由に動き、身体が深く沈み込む、とろけるような柔らかい座り心地に。逆に、伸縮性の低いニット生地の面を上にすると、ビーズの動きが制限され、しっかりと安定した、硬めの座り心地になります。置き方を変えるだけで、好みの感触を選べる、 cleverな設計です。

季節や気分で選べる「リバーシブル仕様の専用カバー」
付属の専用カバーも、2つの異なる生地で作られたリバーシブル仕様です。片面は、サラサラとして肌離れの良いニット生地。もう片面は、もっちりとした感触が心地よい生地。季節やその時の気分によって、肌に触れる感触を気軽に変えることができます。もちろん、カバーは取り外して洗濯機で丸洗い可能です。

どんな姿勢にもフィットする「変幻自在の万能性」
決まった形がないため、使う人の姿勢に合わせて、その形を自由自在に変えてくれます。床に直接置いて一人用のソファのように深く腰掛けたり、壁にもたれさせて背もたれ付きの座椅子のように使ったり、あるいは横になって枕のように使ったりと、あなたのリラックスタイムの、あらゆるシーンに寄り添ってくれます。

女性でも楽に運べる「軽量設計」
約4.4kgという重さは、Yogibo Max（約8.5kg）の約半分です。リビングから寝室へ、あるいは掃除の際に少し動かす、といった日常的な移動が、女性一人でも比較的楽に行える重さです。「重すぎて動かせず、結局ずっと同じ場所に置きっぱなし…」という、大型ビーズソファにありがちな悩みを解消してくれます。

「ふわごろリッチ」を手に取るベネフィット（商品から得られる恩恵、プラスの効果、明るい未来）

「ふわごろリッチ」をあなたの部屋に迎える。それは、単に新しいクッションを手に入れる、という話ではありません。
それは、忙しい毎日の中で、意識的に「何もしない」という、最高に贅沢な時間を取り戻すための、自分専用の”基地”を手に入れる、ということなのです。

仕事や家事から解放されて、どさっと体を預けた瞬間。クッションの中の無数のマイクロビーズが、あなたの体の形に合わせて「さわさわ…」と動き、背中、腰、お尻、身体中のあらゆる隙間に、まるでオーダーメイドかのように流れ込んで、優しくフィットしていきます。

これまで感じていた、床の硬さや、ソファの決まった角度との戦いは、もうありません。あなたが座りたいように座り、寝転びたいように寝転がる。クッションが、あなたの理想の「ダメな姿勢」に、どこまでも寄り添ってくれるのです。

この「身体のどこにも力が入らない」という感覚は、心まで解き放ってくれます。スマホをいじる手も、いつの間にか止まっているかもしれません。それは、日々の喧騒から離れ、心からリラックスするための「スイッチ」を手に入れた瞬間です。

本を読みたい時は、壁際に置いて、少し硬めの面を上にすれば、安定した背もたれに。映画を見たい時は、伸縮性の高い面を上にして、深く体を沈み込ませる。その日の気分で、最高の特等席を自分で作れる。これも、大きな喜びの一つです。

そして気づけば、このクッションは、あなたの定位置になっています。あなたのリラックスタイムの中心に、このクッションがある。それは、家の中に、いつでも帰ってこれる「心安らぐ場所」が、一つ増えるということです。

「ふわごろリッチ」を手に入れることは、単にくつろぐための道具を手に入れることではないのです。それは、日々の疲れをリセットし、「何もしない」ことを自分に許し、明日への活力をチャージするための、最高のパートナーと、豊かな時間を手に入れることなのです。

ふわごろリッチ購入前に知るべき5つのデメリットと、その考え方

デメリット①：ビーズなので、いつかは「へたり」が来る

これは、ビーズクッションの宿命とも言えます。毎日体を預けてリラックスする中で、中のマイクロビーズは少しずつ潰れていき、購入時のようなパンパンの張りは、時間と共に失われていきます。

しかし、多くのビーズクッションがそうであるように、ふわごろリッチも、別売りの「補充用ビーズ」を追加することが可能です。「へたり」は、あなたがそれだけこのクッションを愛用し、リラックスした時間を過ごした証拠。中のビーズを補充する作業は、愛車をメンテナンスするように、最高の相棒を、より長く使い続けるための大切な儀式と言えるのです。

デメリット②：ソファのような「しっかりとした支え」はない

ふわごろリッチは、あくまで「リラックス」するためのクッションです。そのため、骨組みのあるソファのように、姿勢を正して座ったり、腰をしっかりと支えたり、といった機能はありません。

しかし、その「支えない」ことこそが、このクッションの最大の魅力です。フレームという制約がないからこそ、あなたの身体の形に、どこまでも寄り添うことができるのです。これは「姿勢を正す」ための家具ではなく、「心と体を解放する」ための道具。「しっかりしなきゃ」という日常から離れ、本当の意味で“ダメになる”時間を提供してくれます。

デメリット③：深く沈み込むため、立ち上がりにくい

一度深く身を委ねてしまうと、そのフィット感の良さから、スッと立ち上がるのが少し大変に感じられるかもしれません。特に、ご年配の方や、膝に不安がある方は、少し「よっこいしょ」と気合が必要になるでしょう。

しかし、その「立ち上がりにくさ」は、いかにこのクッションがあなたの全身を預かり、リラックスさせているかの裏返しでもあります。「立ち上がりたくない」と感じるほどの心地よさが、そこにはあるのです。半強制的に、あなたを休息モードへと誘ってくれる、とも言えますね。

デメリット④：床置きなので、それなりにスペースを占有する

ソファベッドほどの大きさはありませんが、床に直接置くため、特にワンルームなどのお部屋では、それなりに存在感があり、スペースを占有します。

しかし、Yogibo Maxのような巨大なビーズソファと比べると、約4.4kgと比較的軽量で、女性一人でも簡単に移動させることができます。掃除の際に少し横にずらしたり、使わない時は部屋の隅に立てかけておいたり、という柔軟な対応が可能です。 rigidなソファとは違う、この「動かせる」という手軽さが、日本の住環境にはフィットしています。

デメリット⑤：本体は洗濯できず、衛生面が少し心配

ビーズが入ったクッション本体は、当然ながら洗濯機で丸洗いすることはできません。万が一、飲み物などをこぼして、中まで染み込んでしまった場合の対処は大変です。

しかし、その点を考慮して、この製品には肌触りの良い「専用カバー」がセットになっています。日常の汚れは、このカバーがすべて受け止めてくれます。そして、そのカバーは簡単に取り外して、洗濯機で丸洗いすることが可能です。本体を汚さないよう、常に清潔なカバーをかけておく。これが、ビーズクッションと長く、気持ちよく付き合っていくための、最も合理的で賢い方法なのです。

【人をダメにするクッション】3商品を徹底比較スペック表

項目	ふわごろリッチ	Yogibo Max	Yogibo Max Premium
コンセプト	パーソナルなリラックスクッション	リビングの主役になるソファ	最高品質を追求したソファ
価格（税込参考）	14,980円	36,190円	49,390円
サイズ（約）	幅90×奥行120cm	幅65×長さ170cm	幅65×長さ170cm
重量（約）	4.4kg	8.5kg	8.5kg
詰め物（ビーズ）	約0.5mm 発泡ポリスチレン	EPSビーズ	プレミアムビーズ（高耐久性）
本体の生地	2WAY生地（伸縮性の差）	（統一規格）	（統一規格）
カバーの洗濯	洗濯機可	洗濯機可	洗濯機可
本体の洗濯	不可	不可	不可
ビーズ補充	可能	可能	可能
主な用途	座る、寝転がる、抱きつく	ソファ、リクライナー、ベッド	ソファ、リクライナー、ベッド
メーカー保証	1年	1年	1年

比較から分かる3つの商品の立ち位置

この表から、それぞれの製品が全く異なる個性とターゲットを持っていることが明確になりますね。

・ふわごろリッチ：
「Yogiboは魅力的だけど、大きすぎるし、高すぎる…」と感じる層に向けた、「ちょうど良いサイズ感」と「手頃な価格」が最大の武器です。「家具」ではなく、あくまで移動可能なパーソナルな「大型クッション」という立ち位置です。

・Yogibo Max：
「人をダメにするソファ」の元祖にして、スタンダードモデル。ソファとしても、ベッドとしても使える汎用性と、ブランドへの絶対的な信頼感が強み。このジャンルの**「基準点」となる存在です。

・Yogibo Max Pro：
Yogibo Maxの基本性能はそのままに、へたりにくいプレミアムビーズを採用した最上位モデル。「どうせ買うなら、一番良いものを、一番長く使いたい」と考える、品質と耐久性を最優先するユーザー向けの選択肢です。

「Yogibo Max」をオススメする場合の10の理由

1. リビングの主役になる「ソファ」が欲しい方

Yogibo Maxは、単なるクッションではなく、リビングの主役になれる「ソファ」です。しっかりとした存在感と大きさで、部屋の中心的なくつろぎスペースを創出したい方に最適です。

2. ソファ、リクライナー、ベッドの3役を1台でこなしたい方

立てればソファ、寝かせればベッド、斜めにすればリクライナーと、置き方一つで用途が変幻自在。ミニマリストのように、一つの家具で多くの役割をこなしたい、という合理的な考え方の方。

3. 「元祖」であり「王道」であることへの、絶対的な信頼感を求める方

「人をダメにするソファ」という文化を作り出した、元祖としてのブランド力は絶大です。「よく分からない類似品ではなく、一番有名で、実績のあるものが欲しい」という、安心感を最優先する方。

4. 来客用の簡易ベッドとしても活用したい方

長さが約170cmあるため、小柄な女性や子供であれば、十分に一人用のベッドとして機能します。普段はソファとして使い、いざという時は来客用の寝具として使いたい、という方。

5. パートナーや子供と一緒に座りたい方

その大きさは、大人二人が隣り合って座ることも可能です。「ふわごろリッチ」のようなパーソナルなクッションではなく、家族やパートナーとくつろぎの時間を共有したい方。

6. 豊富なカラーバリエーションで、インテリアに合わせたい方

Yogiboの魅力の一つが、他を圧倒するカラーバリエーションの豊富さです。自分の部屋のインテリアに完璧にマッチする色を選びたい、という美的センスの高い方。

7. 特許技術のカバーがもたらす、独特のフィット感を体験したい方

Yogiboの快適さを支えるのは、特許を取得した特殊なアウターカバーです。その独自の伸縮性が生み出す、唯一無二のフィット感にこそ、価格差の価値があると感じる方。

8. 長身で、小さなクッションでは物足りない方

身長が高い方の場合、中途半端なサイズのクッションでは、全身を預けることができません。Yogibo Maxなら、高身長の方でも、頭から足まで、全身をゆったりと委ねることができます。

9. 品質を信頼し、一つの家具として長く使いたい方

ビーズを補充したり、カバーを交換したりすることで、長期間にわたって使い続けることが可能です。「安物を買い替えるより、良いものをメンテナンスしながら長く使いたい」という価値観の方。

10. 引っ越しや模様替えの予定がなく、大きな家具を置けるスペースがある方

一度設置したら、あまり動かすことのない「家具」としての覚悟がある方。その存在感を許容できる、十分な居住スペースをお持ちの方。

あえて「Yogibo Max」をオススメしない10の理由

1. 「ふわごろリッチ」のような、パーソナルなクッションを求めている方

あくまで「ソファ」なので、気軽に抱きかかえたり、枕代わりにしたり、といった「クッション」ならではの使い方は困難です。パーソナルなリラックスグッズを探しているなら、オーバースペックです。

2. 部屋を広く使いたい、収納性を少しでも重視する方

Yogibo Maxは、収納という概念がありません。常にリビングの一角を占有する「家具」です。部屋のスペースを有効活用したい方にとっては、その大きさがデメリットになります。

3. 掃除や模様替えの際に、気軽に家具を動かしたい方

約8.5kgという重量は、女性一人で気軽に動かすには、かなり大変です。「掃除機をかけるたびに、家具を動かすのがストレス…」という方には、約半分の重さの「ふわごろリッチ」の方が向いています。

4. 初期投資を2万円以内に抑えたいと考えている方

3万円を超える価格は、明確な予算の壁となります。まずは手頃な価格でビーズクッションの心地よさを体験したい、という方には、ふわごろリッチの方が、はるかに現実的な選択肢です。

5. 「どうせ買うなら、一番良いものを」と、品質を極めたい完璧主義の方

実は、Yogibo Maxには、よりへたりにくい「Pro（プロ）」モデルが存在します。「中途半端は嫌だ、最高のものが欲しい」という方は、通常のMaxを買うと、後でProの存在が気になって後悔するかもしれません。

6. ふわごろリッチの「座り方で硬さが変わる」機能に魅力を感じている方

Yogibo Maxは、カバーの伸縮性は統一されています。ふわごろリッチのように、「置き方を変えて、座り心地の硬さを調整する」という、 cleverな機能はありません。

7. ビーズの補充作業が、非常に面倒だと感じる方

容量が大きい分、へたってきた時のビーズ補充は、かなりの大作業になります。ビーズが静電気で飛び散ったりと、想像以上に大変な作業になることを覚悟する必要があります。

8. 夏場の「蒸れ感」が、特に気になる方

身体を完全に包み込むフィット感の良さは、裏を返せば、夏場には熱がこもりやすい、という弱点にもなります。特に暑がりの方は、季節によっては少し快適さが損なわれる可能性があります。

9. 部屋に、すでにメインのソファがある方

すでに立派なソファがある場合、Yogibo Maxを置くと「ソファ on ソファ」状態になり、居住スペースを圧迫するだけになる可能性があります。その場合は、ソファの足元で使える、ふわごろリッチの方が相性は良いでしょう。

10. カバーの洗濯や交換のコストを、できるだけ抑えたい方

Yogibo Maxの純正替えカバーは、それだけで1万円前後します。洗い替え用や、気分転換で色を変えたい、と思っても、カバー自体が高価なため、気軽に買い替えられない、という側面があります。

「Yogibo Max Premium」をオススメする場合の10の理由

1. 「どうせ買うなら、一番良いものを」と考える、品質最優先の方

Premiumモデルの最大の価値は、へたりにくい「プレミアムビーズ」にあります。「中途半半端なものは嫌だ」「最高の品質に投資したい」と考える、本物志向の方にとって、これ以上ない選択肢です。

2. 一つの家具を、10年単位で長く使い続けたいと考えている方

より耐久性の高いビーズとインナーカバーを採用しているため、スタンダードモデルよりも、良い状態を長くキープすることが期待できます。頻繁な買い替えを好まず、一つのものを大切に長く使いたいという価値観の方。

3. ビーズの補充作業の手間とコストを、将来的に最小限に抑えたい方

へたりにくいということは、面倒なビーズの補充作業の頻度が減る、ということです。将来的なメンテナンスの手間と、補充ビーズにかかるコストを、初期投資で解決したい、という合理的な方。

4. 体重が重めの方や、家族など複数人で使う頻度が高い方

使用頻度が高かったり、かかる負荷が大きかったりする場合、スタンダードモデルではへたりが早く進む可能性があります。Premiumモデルの優れた復元性は、そうしたヘビーユースの環境でこそ、その真価を発揮します。

5. スタンダードモデルを買って、「Premiumにしておけば…」と後悔したくない完璧主義の方

上位モデルの存在を知りながら下位モデルを買うと、後々「あちらの方が良かったのでは」という思いが頭をよぎることがあります。そうした小さな後悔の可能性を完全に排除したい、完璧主義な方。

6. Yogiboの寝心地は好きだが、「もう少しだけ硬め」のサポート感が欲しい方

プレミアムビーズは、スタンダードビーズに比べて復元性が高いため、身体が沈み込みすぎず、よりしっかりとしたサポート感が得られるとされています。スタンダードモデルで「少し柔らかすぎる」と感じたことがある経験者の方。

7. Yogiboブランドへの、絶対的な信頼と愛着があるファンの方

すでにYogibo製品をいくつか持っており、その品質と世界観を深く愛している方にとって、その最上位モデルであるPremiumを選ぶことは、ごく自然な選択です。

8. 「最高の休息」を追求する、アスリートや、身体が資本の職業の方

日々のコンディショニングが、パフォーマンスに直結する方にとって、寝具やリラックスグッズへの投資は、仕事道具への投資と同じです。最高の休息環境を求めるプロフェッショナルな方。

9. 大切な人への贈り物として、最高品質のものを探している方

パートナーへのプレゼントや、両親への贈り物など、「せっかくなら、一番良いものを贈りたい」と考える方にとって、Premiumモデルは、その想いを形にする最高の選択肢です。

10. 「Premium」という響きに、所有欲を満たされるガジェット好きな方

iPhoneなどと同じように、「どうせならPremiumモデル」という選択に、機能性以上の価値や、所有する喜びを感じるタイプの方。

あえて「Yogibo Max Premium」をオススメしない10の理由

1. とにかく初期投資を抑えたい、コストパフォーマンス重視の方

約5万円という価格は、リラックスグッズとしては最高クラスです。まずは手頃な価格で「人をダメにする」体験をしたい方には、ふわごろリッチや、スタンダードなYogibo Maxの方が、はるかに現実的です。

2. スタンダードモデルとの「寝心地の差」に、価格差ほどの価値を見出せない方

Premiumモデルの優位性は、主に「長期的な耐久性」にあります。座った瞬間の「寝心地」が、価格ほど劇的に変わるわけではありません。短期的な快適さを求めるなら、スタンダードモデルで十分と感じるでしょう。

3. 「ふわごろリッチ」のような、パーソナルで、気軽に移動できるクッションを探している方

これはYogibo Maxと共通ですが、Premiumモデルもあくまで「ソファ」という家具です。抱きかかえたり、枕代わりにしたり、といった「クッション」ならではの使い方は困難です。

4. 部屋のスペースが限られており、大きな家具を置けない方

Premiumモデルも、スタンダードモデルと同じく巨大です。その存在感を許容できる、十分な居住スペースがなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。

5. 「へたってきたら、ビーズを補充すれば良い」と割り切って考えている方

スタンダードモデルでも、ビーズを補充すれば、また張りは復活します。「へたり」を、メンテナンスで解決できると考える方にとっては、Premiumモデルの高い初期投資は不要に感じられるでしょう。

6. ふわごろリッチの「座り方で硬さが変わる」機能に、ユニークな魅力を感じている方

Premiumモデルも、カバーの伸縮性は統一されています。ふわごろリッチのように、「置き方を変えて、座り心地の硬さを調整する」という、 cleverな機能はありません。

7. Yogibo Maxの「柔らかく、深く沈み込む」感触が、まさに理想だと感じている方

Premiumモデルは、復元性が高い分、スタンダードモデルよりもしっかりとした、やや硬めの感触になります。あの「とろけるような柔らかさ」こそが至高、と感じる方にとっては、Premiumモデルは理想と少し違うかもしれません。

8. 掃除や模様替えの際に、気軽に家具を動かしたい方

Premiumモデルも約8.5kgと非常に重く、気軽に動かせるものではありません。日常的な扱いやすさを重視するなら、約半分の重さの「ふわごろリッチ」の方が向いています。

9. カバーの色を、頻繁に変えてインテリアを楽しみたい方

本体に大きな投資をした分、1万円近くする高価な替えカバーを、何枚も購入する余裕がなくなってしまうかもしれません。カバー交換も楽しみたいなら、本体価格を抑える、という考え方もあります。

10. ビーズクッションというもの自体が、初めての方

そもそも、ビーズクッションというものが自分の身体やライフスタイルに合うか分からない、という方が、いきなり最高級のPremiumモデルに手を出すのは、あまりにもリスクが高い選択です。まずは、ふわごろリッチや、スタンダードなYogibo Maxから始めるのが賢明です。

「ふわごろリッチ」購入検討者のための深掘りFAQ

Q1. 絶対王者の「Yogibo」と比べて、一番の違いは何ですか？

A.
最大の違いは、「家具」か「大型クッション」か、という根本的な思想の違いです。Yogiboがリビングの主役となる「ソファ兼ベッド」であるのに対し、ふわごろリッチは、あくまでパーソナルな空間で使う「持ち運べるリラックスクッション」です。そのため、サイズ感がコンパクトで、価格もYogiboの半分以下に抑えられています。Yogiboほどのスケールは不要だが、最高のリラックス感を求めている、という方に最適な選択肢です。

Q2. 座り方で硬さが変わる「2WAY生地」、本当に体感できる差はありますか？

A.
はい、はっきりと体感できる差があります。伸縮性の高いスパンデックス生地の面を上にすると、体が深く沈み込み、まさにとろけるような柔らかさを感じられます。逆に、伸縮性の低いニット生地の面を上にすると、ビーズの動きが制限され、安定感のある、しっかりとした座り心地になります。「映画を見る時は柔らかく、本を読む時は硬めに」といったように、気分や用途で使い分けられるのは、Yogiboにはない、ふわごろリッチならではのユニークな長所です。

Q3. ビーズがへたってきたら、補充は自分で簡単にできますか？

A.
はい、可能です。ふわごろリッチの本体には、ビーズを補充するためのファスナーが付いています。別売りの補充用ビーズを購入すれば、ご自身で追加することができます。ただし、ビーズは非常に細かく、静電気で飛び散りやすいため、作業は慎重に行う必要があります。掃除機を近くに準備し、二人で作業するなど、少し工夫することをお勧めします。

Q4. カバーは洗濯できるけど、本体が汚れたらどうすればいいですか？

A.
クッション本体は、ビーズが入っているため、丸洗いすることはできません。もし、カバーを貫通して本体に汚れがついてしまった場合は、濡らした布に中性洗剤を少量つけて、汚れた部分を優しく叩くようにして拭き取ってください。その後、洗剤が残らないよう、水で濡らした布で再度拭き、風通しの良い場所で完全に陰干しします。

Q5. 14,980円という価格は、品質的に大丈夫？すぐにぺちゃんこになりませんか？

A.
Yogiboに比べると安価ですが、これは「家具」ではなく「クッション」としての価格設定と、大量生産によるコストダウンの賜物です。中のビーズは高品質な約0.5mmのものが使われており、すぐに使えなくなるようなことはありません。もちろん、使用頻度に応じて徐々にへたりは生じますが、それはビーズクッションの特性であり、ビーズを補充することで、長く使い続けることが可能です。

Q6. 夏場は、やっぱり蒸れたり、暑かったりしますか？

A.
身体をすっぽりと包み込むフィット感の良さから、夏場や、暖房の効いた部屋で長時間使っていると、背中やお尻に熱がこもり、蒸れを感じることはあります。これは、ビーズクッション全般に言えることです。対策として、付属の専用カバーの、サラサラとしたニット生地の面を使うのがおすすめです。また、時々体勢を変えて、クッションに風を通すようにすると、快適さが持続します。

Q7. 小さな子供や、ペットが使っても安全ですか？

A.
通常の使用であれば問題ありませんが、注意点が一つあります。万が一、本体のファスナーが開いて、中のマイクロビーズが散乱すると、小さなお子さんやペットが誤って吸い込んだり、食べてしまったりする危険性があります。本体のファスナーは、安全のために取っ手がない特殊なものが使われていますが、お子さんやペットがいたずらしないよう、目の届く範囲でご使用ください。

Q8. ソファの代わりとして、メインで使えますか？

A.
「メインのソファ」として使うのは、少し難しいかもしれません。ふわごろリッチには骨組みがないため、ソファのような、ある程度の高さや、しっかりとした背もたれはありません。あくまで、床の上でのリラックスタイムを、最高に快適にするための「大型クッション」と考えるのが良いでしょう。すでにソファがある方の、セカンドソファや、パーソナルなリラックススペースとして最適です。

Q9. 「もちクッション」とありますが、お餅のようにベタついたりしますか？

A.
ご安心ください。ベタつくことはありません。「もち」というのは、あくまでその感触の比喩です。超極小ビーズと、伸縮性の高い生地が生み出す、まるでつきたてのお餅のような、もっちりとして、それでいて、とろけるような独特の感触を表しています。付属のカバーは、むしろサラサラとした面もあり、一年を通して快適に使えるよう工夫されています。

Q10. カバーだけの販売はしていますか？

A.
はい、販売元のTBSショッピングのサイトなどで、ふわごろリッチ専用の替えカバーが販売されています。洗い替え用として持っておくと、いつでも清潔な状態を保てますし、気分や季節に合わせて色を変えて、インテリアとして楽しむこともできるのでおすすめです。